結論として無理に立ち直る必要はありません
大切なこと
今自分がどういう心理状況なのかを理解する事で前に進めるキッカケにします。
必ず別れる予兆はあったと思いますが、キッカケや原因を軽視してしまい、相手に対する甘えもありその時の感情を自分で抑える事が出来ずにぶつけて問題は拗れてしまいます。
さらに改善や対策も出来ずに取り返しが付かなくなり、それがシコリとなって関係がぎくしゃくし別れる事になる。
細やか状況は違えど長く交際している相手と別れる大半がこれに当たるでしょう。
別れた後、どういう状況になるのかというと暫く時間をおいて自分に原因があったと思い込みます。そして原因を自分で探し妄想だけが一人歩きしどんどん根拠の無い被害妄想や相手への決め付けがうまれ、その結果
- 後悔
- 失恋
- 引きずる
- 立ち直れない
と言う現象に陥ります。
またそういった心的状況下では既に冷静さを欠いているので相手が嫌になった核となる原因から的外れな自己原因を決め付ける事が多い
それが相手からすると的はずれな見解となっており更に復縁への道は悪化する事になる。
どんどん復縁からは遠ざかっていきます。
貴方は突然今まであった生活リズムが崩れたんです。
何年も二人一緒に紡いできた関係が無くなってしまった。
孤立心や不安感、後悔しか残らず寄り添う場所が無くなり先が見えなくなってしまいます。
ましては年月が長ければ長いほど、年齢も相まって更に不安を後押しし後悔が増幅していますよね。
あの時ああしていればよかった、何故ああしなかったんだ。◯◯って言ったよね。言ってくれたよね。何故何故何故。
様々な思いで頭で処理しきれなくなり判断能力が鈍り起伏が激しくなり少しの事にも敏感になり一喜一憂してしまう。
そしてSNSでサブ垢を作り時間があれば監視してしまう。それを見て、さらに悪い方へ妄想だけが一人歩きし不安を増幅させる。
そんな自分を受け入れる事も出来ないので友人や周りの人には平然を装い嘘をつく事になる。相手が楽しそうにしている所を見たり聞くと更に妄想が広がり苛立ちや焦りから責任転換が起こり何かに当たりやすくなる。いわゆる八つ当たり。そして感情のコントロールが効かなくなり鬱状態へと。
だからこそ今の自分の状況を理解する事で冷静な判断を取り戻します。
普段の貴方はそうじゃなかったはず。だから必ず出来ます。
そしてそれが復縁への第一歩となります。
まず失恋から立ち直れない理由としては、別れた原因に対して自分が腑に落ちていないことが関係しています。
あの時ああしていればよかった何故ああしなかったんだ、何故?理由が分からない、などいわゆる後悔の念が残っているから立ち直れない。
またそこにさまざまな想いが合わさり消化出来ずにその場から進めずにいる。
相手と過ごした期間もあいまってハッキリとした諦めれる事実が無いと先に進めないですよね。
ですが正直に諦められる事実なんてないんです。
ですから無理に先に進まなくってもいいじゃないですか。
誰かに合わせる必要も無いし誰に迷惑かける訳でもない。
引きずってたっていいし復縁を願ってもいい。
後悔したっていいし色んな事に頼ったっていい。
何も悪い事じゃないです。
吹っ切る為に何かをして無理矢理に考えないようにしたって結局は誤魔化しているだけで更に自分を苦しめる事になります。
それで吹っ切れる人は元々吹っ切れていたという事です。
引きずるレベルは人によって想い出の質や量も違いますので一律こうなるといった事もありません。
だからとことん引きずってとことん後悔して復縁を願うなら復縁する為に何が出来るのか考えて自分の気持ちに正直に素直で良いんです。
それが1番失恋と向き合っているのですから。
無理に自分の感情にあらがうという事は素直な気持ちとは真逆の感情を自ら生み出して自分の気持ちが分からない状態にする事で感情の乖離が生まれてしまい鬱病を誘発してしまう可能性もあります。
だから失恋して後悔しているならば復縁する事だけに気持ちを一本化すれば良い。
復縁したいけど、どうしよう、忘れよう、復縁したい、ダメだ、忘れなきゃ。
などという感情が自分を苦しめてしまいます。
なので自分がしたい事を気持ちのまますれば良いんです。自然と自分の中で諦めが付くまでとことん追いかければいいんです。そこまで好きになれる人にこの先も出会える確率はごく僅か。腑に落ちるまでとことん復縁を願えばいい。
もう復縁が無理だと自分の中で諦めているのならば、それが素直な答えでそれが純粋な気持ちなのです。
復縁を諦めているという答えが既に出ているのですから何も出来る事はありません。
今の現状に慣れるのをただ待つしか無いのです。
身体的な傷では無いので塗り薬も無くただ慣れるのを待つだけ。無理に忘れようとしなくていいです。逆に辛いだけですから。
今回のように自分の気持ちに素直になったりあらがったりする事を
精神学に【防衛機制】という言葉があります。
これを大きく分けると4つに分けられます。
- 病理的防衛
5歳以下の子どもに多く見られる
例:否認=認めたくない現実から目をそらす
- 未熟な防衛
3~15歳の子ども多く見られ、成人にも見られる
例:退行=発達に逆行して未熟な言動をする
- 神経症的な防衛
成人にも多く見られる
例:抑圧=認めたくない気持ちを抑える
- 成熟した防衛
12歳以降に意識して行われる
例:補償=劣等感をほかの優越感で補う
他にもたくさんの防衛機制の例がありますが今回は割愛します。
自分を防衛する事は良いケースと悪いケースがあり
失恋の場合の防衛は、満たされなかった欲求や受け入れがたい現実について、もっともらしい理屈をつけて自分を納得させようとするもので悪いケースになる事が多いのです。
これをする事によって責任転換や八つ当たりなどベクトルを他に向けてしまい更なるトラブルの火種になる事があるので無理に防衛しなくてもいいのです。
さらにそういった姿は自分にとっても自己嫌悪となり自己肯定感の低下にも繋がり負の連鎖となるでしょう。
よって自分の気持ちに素直になる事が失恋を乗り越える1番の方法です。
以上が失恋した時にするべき事です。
復縁工作に興味がある方はこちらから